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Let's 植物検疫 inタイ ※2019年2月時点での私の体験談であり、その後の変更や多少間違っている箇所があるかもしれませんがご了承くださいませ。

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タイから植物(ビカクシダ)を持って帰りタイ
Let's 植物検疫 in2019

⑦日本(空港)の検疫所に行く。

カセサート大学での検疫証明書発行も無事終わり、
ついに帰国です。

大学から帰ってきた後も、再びベランダで乾かし、
朝、虫がいないかなどを最終チェックし、いざ空港へ。

スーツケースを持って来ればよかったのですが、
普通のバッグで来たため、
ドンムアン空港(タイの空港)で、梱包してもらい、
(ラゲージラッピングサービス Luggage Wraping Service)
「壊れ物!」的なシールをたくさん貼ってもらい、預けました。

日本(成田空港)に到着し、
大きなスーツケースがたくさん流れてくる中、
一つだけぐるぐる巻きになったカバンが流れてくる様は
なんだか滑稽でした。笑

f:id:plants_plants:20190410000746j:plainすぐに中身を確認すると、潰れている様子もなく無事だったのですが、
安かったウスネオイデスをたくさん買って
梱包材代わりにすればよかったなぁと思いました。
(実際にウスネオイデスはそのようにも使用されているみたいです。)

最後に検疫所に行くわけですが、
ここからは日本語が通じるので、何の心配もありません。
荷物を受け取り、同じフロアの右端に検疫所はありました。

カバンを開け、一つ一つ袋から出し、
大学でもらった検疫証明書と照らし合わせ、
葉っぱと葉っぱの間を見たり、逆さにして揺すってみたり。

植物の品名部分には「Platycerium SPP.」としか書いていなかったのですが、
「細かな種類名も書いてくれるとありがたいです。」と言われました。
が、それ以上は何も言われませんでした。
ワシントン条約に一つも載っていない
ビカクシダだからゆるかったのかもしれません。 )
ここでも大学同様にしっかりと殺虫剤で消毒したことも伝えました。

数が少なかったからか、10分くらいでOKをもらい、
証明書にハンコをもらい、無事一つも没収されることなく、
晴れて、「海外(タイ)から植物を持ち帰りタイ!」大成功!!
となりました。

最初はどうなるか、全く予想もできませんでしたし、
最悪の事態(大学の申請が下りない、日本で没収されるなど)も
いろいろと考えていたのですが、
無事持って帰ってくることができ、何とも感慨深く、感無量です。

これから外国に行き、その思い出に植物を持って帰って来られる
皆さんの参考に、少しでもなれば幸いです。

最後に注意点として、
今回の植物の持ち帰りは、
あくまで少量を持ち帰り、個人的に楽しむということが目的です。
また、2019年2月時点での私の体験談であり、
その後の変更や多少間違っている箇所があるかもしれませんし、
同じ様にやっていただいても、絶対に持ち帰れるというものではありません。
色々な情報を収集される中の一つとして参考にしていただければ幸いです。

読んでいただき、ありがとうございました。f:id:plants_plants:20190410003533j:plain


完。