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Let's 植物検疫 inタイ ※2019年2月時点での私の体験談であり、その後の変更や多少間違っている箇所があるかもしれませんがご了承くださいませ。

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タイから植物(ビカクシダ)を持って帰りタイ
Let's 植物検疫 in2019

⑥カセサート大学で検疫証明書を発行。

では、クライマックスの
カセサート大学内の検疫事務所での検疫証明書の発行です!

9:50に事務所に到着しましたが、すでにたくさんの人がいました。
日本人はいなさそうでした。

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まずは①で申請するための用紙をもらいます。
「Phytosanitary Certificate(植物検疫証明書)!」と言い用紙をもらいました。
たとえ言えなくとも、いかにも日本人の旅行者と分かれば、
「あぁ植物を持って帰りたいんだな。」とわかってくれると思います。

いざ用紙を渡され机に座り記入しようと思ったのですが、
項目が多く、どこに何を書いていいのやら。

困った顔をしていたのか、見かねて一人の職員さんが声をかけてくれました。
そしてまずは持ってきた植物を見せて。と言われました。
持ってきた大きな肩掛けバッグの中を見せ
一点一点これはコレ!これはコレ!と
レシートと合わせ丁寧に説明しました。
虫もいないよアピールをしたかったので、殺虫剤も持ってきました。

職員さんは
「はいはい。ビカクとエアプランツね。」と慣れた様子で
植物をサラッと見て用紙を指差し、
「ここに名前を書いて!」
「ここは住所!」とテキパキ進んでいきました。
植物の名前を書く欄は、
platycerium coronariumの様に学名+種類名を書くと思っていたのですが、
(私はコロナリウムとアルシコルネを買ったのですが)
Platycerium SPP.とひとまとめにして書いてくれました。
(SPP.とは、簡単に言えば「いろんな種類」という植物用語です。多分)

ただ一個一個種類を丁寧に書くにしても、欄が少なすぎます。
(↓二行しかないので。)

値段の部分も150バーツのものや250バーツのものなど色々あったのですが、
まとめて一個150バーツとし、合計金額だけあっているように書いてくれました。

私の場合、大きめの肩掛けバッグだったので、「1Bag」となっておりますが、
スーツケースの方であれば「1Suitcase」とか「1Luggage」とかでしょうか。

ちなみに周りに植物持参の人はいませんでした。
↓例として制作したので、名前や住所は適当に書いております。
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用紙を記入するポイントは
タイの住所は長いので、小さめに書く。
後でパソコンで職員さんが入力するので丁寧な読みやすい字で。

用紙が書けたら、①に提出しました。

f:id:plants_plants:20190409204530j:plain次に、②のカゴに職員さんがパソコンで打ち直したものが入れられます。
①を提出してから3,40分くらい待ったと思います。
この際、特に名前を呼ばれたりはしません。
職員さんがカゴに書類を入れる度に、
「自分のは入ってないかなぁ。」とみんな覗きに行っていました。
個人情報が多かったので黒で塗りつぶしておりますが、
先ほど書いた名前や住所、植物の名前などが正しく入力されているかを
チェックします↓。
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OKであれば、右上の10:40と書いてある下あたりに大きく「OK」と書いて、
③に提出します。
(③のカウンターの向こうにトレーの様なものがあるので、そこに入れます。)
もし名前などが間違っていた場合は、
この書類に直接書き込んで修正し、同じく③に入れます。

来ているお客さんは業者の方が多く、
私は全部で「1Bag」でしたが他の方の書類をこっそり見ていると
「1000Carton」など、桁違いの個数を申請している人が多く、
かつ、時間が経つにつれてお客さんもどんどん多くなってくるので、
出来るだけこの行程は一発OKを目指したいところです!
=丁寧な読みやすい字で書くことが重要です。

そしてついに、20分くらい待った頃、今度は名前を呼ばれました。

①に行き、100バーツを検査証明書発行代?としてお金を払い、
(土曜は休日代金なのか220バーツ必要です。)
(この時にパスポートを見せて欲しいと言われた方もいるみたいです。)

晴れて
Phytosanitary Certificate
植物検疫証明書をゲット!!
所要時間:1時間30分(朝早く行ったからこその時間だと思います。)
帰る頃にはお客さんが多くなっていました。
↓個人情報が多かったのでぼかしております。

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助けてくれた職員さんに全身全霊の「コップンクラップ!」と感謝の意を伝え、
事務所を後にしたのでした。

 

つづく。

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